寒さの未来は暑さの未来

プルーフ・オブ・マイ・ライフを見に行った。映画館で映画を見たのはひょっとすると6月以来?久し振り過ぎだ!
この映画の何がいちばんいいって、それは主演グウィネス・パルトロウの演技だと思う。特に、情緒不安定になり周りと衝突する時の、緊迫感漂う演技は秀逸。思いっきりスクリーンの向こう側に参加した気分でイライラしてしまった(笑)
個人的にはストーリーはほんの少し残念だった。途中まではいいのだけれど、終わりの部分。そんな終わり方するのー陳腐になっちゃうじゃーんって思った。でも、色々考えさせられる話であることは確か。特に、偉大だった父親があんな風に精神を病んでしまったら辛くてどうしようもないだろうなぁとか。私も割とお父さんっ子だったので。アンソニー・ホプキンス演じる父親の生涯最後の「証明」は本当に美しい文章です。この映画でいちばんのお気に入り。