毎月1日は映画の日

ということで、見てきました。自虐の詩シネ・リーブル池袋。初回に行こうと思っていたのに見事に起きられず、結局11:45〜の回に滑り込み。結果3限を犠牲にしてしまったが、まぁよしとしておこう。
先日偶然原作を立ち読みしてとても面白いと思ったのだが、四コマ漫画なだけに、どうやって映画に仕上げているんだろうと気になったのだった。で、実際に見て、すごく自然な感じに、四コマのコマとコマとの間にはこういう日常が広がっていそうだなというのを、作ってあるなと思った。いちばんいいなと思ったのは、主人公幸江の髪の毛の色だったりする。だいぶ前に染めたっきり、染め直さずに伸ばしていて、さきっちょ半分だけ色の抜けた茶色で、地肌の方半分は真っ黒。彼女の生活が端的に表現されている感じで、とてもいいなと好感をもった。逆に、堤作品なので、単純な「いい話」にしてほしくない!と思いながら見てしまった。その意味ではぎりぎりセーフだったかな。
とにかく、ほんのりといい映画なので結構おススメです。パンチパーマだろうが変な長髪だろうが阿部寛はかっこよく、どんなに幸薄そうでも中谷美紀はきれいでした。個人的にいちばん好きだったのはカルーセル麻紀