ゼミ合宿でした

21日から二泊三日でゼミ合宿に行ってきました。場所は昨年と同じく奈良井で、宿もならい荘。
一日目に発表。懸念されていた破門という事態には陥らなかったものの、大きく後れをとっていることが露呈した。まぁ、わかっていたことではあるのだけれど。。。でも、先生がやたら穏やかな反応なので、私は「叱ったらダメになりそうな人間」認定をされてしまっているのかも知れない。本当はどちらかというと逆なのに。
二日目は午前中に発表タイムを終え、午後はまるまるフリータイム。4年のみんなで奈良井宿散策へと出かけた。奈良井宿というのは中仙道の宿場町のひとつであり、重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、当時の街並みが約1kmにわたって保存されている。青く澄んだ秋空のもと、人もまばらで、ゆっくりとした時間の流れが感じられた。先生お勧めのカフェに入り、おいしいコーヒーを飲んだり、謎の寺に入ってうっかり拝観料をとられたり。どうして二年連続で同じ場所に行かんといけんのだと思わないでもなかったが、のんびり気分を味わえて、特にあわただしい発表準備のあとだっただけに、心洗われるような気分になったのだった。しかし、日陰にはいるとひんやりとする空気は思いっきり秋のたたずまい。去りゆく学生最後の夏を思い、少なからず悲しくなった。そしてよき秋にしようと、友達と誓い合う。
二日目は19時半から飲み会だった。やることがないからである。みんな疲れているはずだったのに、宴は3時半まで続いた。先生も3時過ぎまで残っていた。先生は酔うと饒舌になり、この日はみんなの黒歴史を聞きまわっていた。私も聞かれたけれど、何とかパスしておいた。まぁ、こんなにも宴が長く続くのも、ゼミのみんなが酒に強く、そして話が面白いためであり、終始笑いっぱなしであった。特にO氏の肉食獣っぷりを糾弾していた時は、我ながらなかなかの頭の回転だったと思う。
三日目はすぐに出発。09:28奈良井→10:08塩尻→11:41甲府→13:17高尾→14:06新宿→14:21駒込と、鈍行で帰ってきた。今年は昨年ほど電車で寝られず、ずっとぼーっと車窓を眺めていた。どの公演だったか、長野の香りがすると書かれていたのを思い出して、スコッチを聞いてみたりして。いよいよ、夏が終わってゆく。
冬学期のゼミは3年生の発表が中心。私たちは卒論を進めるのみである。先生に「なんとかなりますから、心が折れないようにだけはして、書き続けてくださいね」と言われた。がんばります。