ワセオケ定期

早稲田大学交響楽団
第186回定期演奏会東京芸術劇場 大ホール

いつものように友人がチケットをくれた。いつもいつもほんとにありがとう!
ワセオケの英雄を聞くのは何回目だろう(笑)今日も10人のホルン隊を拝むことができた。でも今回はヨーロッパ公演を目前に控え,いつもより気合と緊張感のある演奏会だっと思います。まぁでも今日もやっぱり,いろんな意味でプロみたいな演奏会だった。
一番おもしろかったのは日本太鼓〜。7人の日本太鼓ソリストによる協奏曲みたいな感じ。冒頭,ドラと大太鼓が幽かに響くなかで締太鼓がリズムを刻み始めるのだが,なんだか鳥肌がたって恐怖を感じてしまった。でもこの「恐れ」はすなわち「畏れ」であったのかもしれない。日本太鼓とはそもそも,神と意思を伝達する手段「呪具」としての役割があるのだから(wiki先生に教えてもらった),そのあたりが私に畏怖の念を抱かせたのかもしれないのであった。
しかし最後のフライング拍手は何だったのだ。この曲の終わりまで熟知してます!っていうアピールか?どこぞのオケのイベリアの悲劇を繰り返さないためのw げんなりであった。
アンコールの管弦楽の〜は主に八木節のあたり(たぶん)で,最後の最後までホルンを酷使しててすごいなぁと思ったのでした。