不毛な二日目
今日が日曜日だってことに家を出る直前まで気付かなかった。今日は日曜日、しかも8月最後の、夏休み最後の日曜日。ニュースでは、全国の夏っぽい行楽地や宿題に追われる子ども達の映像が多かった。最近は、自由研究を助けてくれるのは親でも本でもなくてHPらしい。
うちのまわりには結構古本屋が多い。今日もふらりと立ち寄ってしまった。そして2冊「ジャケ買い」。
- 作者: 本多勝一
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 1982/01/14
- メディア: 文庫
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- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1960/11/08
- メディア: 文庫
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それにしてもめっきり涼しくなってしまって寂しい。秋はいちばん好きな季節だけど、秋の始まりは夏の終わりなわけであり、寂寥が漂う。この夏は、私の10代最後の夏だった。何かしら特別な意味づけをしたかったのだけれど、案外普通に過ぎていこうとしている。夏が終わると秋が来る。そして私は案外普通に20歳を迎えるのだと思う。