一般化

忙しい、もはや何のために忙しいのかもよく分からなくなってきた毎日の隙間に、無理矢理に息抜きをねじこむ。基本的人権の行使に過ぎない、何が悪いと開き直って息巻くことは簡単だが、心の片隅には消えない罪悪感と虚脱感が残る。本当はすべきことがあったはず。でもあのとき味わった充足はしあわせとよんでも差し支えないはず。ここまで来て結局考えることを放棄して、眠りに就くことで一日を強制終了する。