落書きがすきだ

このレポート用紙は高校時代の愛用品である。当時は専らの大学ノート派であった私にとって、たまに使うルーズリーフ*1は、穴の開けられている部分が無駄で仕方なかった。当然筆記スペースにはできないし、穴が色々なところに引っ掛かったり、挙句の果てには破れたり。そこでレポート用紙を重宝していた。本当は紙が厚めのものの方が好きだったのだが、使ったレポート用紙はノートに適当に挟んでおくことが多かったため、実は薄めの方が好ましい。また、ミシン目入りで切り取りやすく、切り取り後はB5より少しだけ小さいサイズになる点も、ノートに挟むという観点からすれば非常に優れていた。そして何より、数あるレポート用紙の中で、いちばん安い*2。今手元にあるこのパッドは、もう何代目になるだろうか。
しかしそんな私も、大学に入った途端、ぱたりとレポート用紙を使わなくなってしまった。理由は、大学ノートではなくルーズリーフ派に転向したからである。それが最近になってまた、主に家庭教師の際メモ帳がわりとしてこのレポート用紙を使うようになった。その結果、当時の落書き精神もむくむくと蘇り、今こうして裏紙に向かっている次第である。


……という文をレポート用紙の裏にぴったり一枚分で書きました。暇人。

*1:ノートとは別に、ぴらぴらの紙が必要だったのだろう。今となっては何のためだったのか、思い出せずにいる。

*2:安かったと記憶している