罪びとたちのHeart Station

母から分厚い封筒が送られてきた、と思ったら、CDが入っていた。父から就活戦線にいる私へのプレゼントらしい。そういえば、ほしいほしいと言いながら一向に買う気配を見せていなかった。CDぐらい自分で買えばよかったと少しバツの悪い思いだ。もちろん贈ってくれたことは嬉しい。

HEART STATION

HEART STATION

CMやらなにやらでタイアップされており、聞き覚えのある曲の多いこと多いこと。宇多田ヒカルの存在感たるや本当に抜群なんだなー。でも、(あんまり聞いてないけど)軽い後味の収録曲が多いこのアルバムよりは<DISTANCE>とか<Deep River>とかのほうが個人的には好きだと思った。つまり私は、深刻(っぽい)内容の歌の方が好きなんだと思った。映画も重く疲れるぐらいのほうが好きだし、何というか深刻ぶりたいのだろうか、そう考えると中二病みたいでいやだと思った、という結局アルバムとあまり関係のない話。
深刻という意味では『Prisoner Of Love』がいちばんではないか*1と思う。あと実は『ぼくはくま』とか。Prisoner〜は、題名と歌詞の内容(しあわせそうな感じ)がそぐわない気がするとある友人が言っていたが、いやいやいや。「自由でもヨユウでも一人じゃ虚しいわ」なんて言ってしまうのが、恋なる恐ろしいものの囚われびとたる所以なのではないですか。

*1:ドラマは「重い」要素つめこみすぎで疲れる。たぶん見続けるけど