21歳の献血

池袋にポニョを見に行ったのだが、レイトショーまでには中途半端に時間があるし、おなかもすいた。おやつでも食べるか、という話になって、で、献血ルームに行った。あれは2年の駒祭合宿明け、突発的に献血ルームに行ったものの貧血気味で血を抜くこと能わなかった。総睡眠時間6時間とかだったのだから当然の話ではある。
今回は血の濃さを褒められながら、200mlの献血と相成った。やっと献血できる、わーい。ところが喜びも束の間、実際に針を目の当たりにすると、見慣れた採血用の針なんかとは比べ物にならないほどぶっとく、緊張して硬くなってしまった。刺さった瞬間も、心の中では、うげーーーっ。しかし、勢いよく流れ出てきた、生温かく意外とどす黒い血液に妙な生命力を感じ、じーっと観察しているうちに痛みも忘れてしまった。
いっぱい飲み物もらって、おやつも食べて、気づけば19時半を回っていた。いい時間になったので、映画館へ向かった。