ホルンの祭典

みんなほるん

ホルンフェスティバルに参加してきました。

会場は東邦大学川越キャンパス。埼京線に揺られて南古谷まで行ったのだが、大宮を過ぎた途端駅舎がちっちゃくなったのにびっくりした。駅からキャンパスまでは一本道を歩いて10分くらい。キャンパスのきれいさに国立大学の学生一同、興奮を抑えきれなかった。
今回はうちのオケから4人、千葉大オケから5人の計9人でアンサンブルコンサートに出演した。会場だったホールはたぶんとてもよく響くホールで、舞台の奥行きがありさらにお客さんが10人ぐらいしかいなかった(!)ため、わんわんいってなんだかよくわからなかった。なんと代表のM田くんがマイクパフォーマンスを……!
本番終了後は楽器店のブースでいろいろと試奏したり、校舎内を探検したり、食堂で軽食を摂ったりして、メインコンサートが始まるのを待った。若手からベテランまで、日本を代表するホルン奏者たちが一同に会してのコンサートで、ソロありアンサンブルあり、それはそれは楽しかったのである。ホルン10本によるベルリオーズのロマ謝、そして何よりソロ4本+オケパート8本によるコンチェルトシュトゥックが圧巻であった。思い起こせば一年前、恐らく同じ譜面を駒祭室内楽でやったのだが、指揮者なしで演奏するというのがどれだけの暴挙であったのか、今更ながら思い知った。吉永さんのハイトーンのかましっぷり、すごかった! 阿部先生の低音も絶大なる存在感だったなー。
行きも帰りも、まわりにいる人みんながホルンを持っている光景は一種異様だ。でも、同じ楽器を持っている、ただそれだけでほんのりとした親近感を抱いてしまうのだった。
帰りは大宮のecuteで寄り道ごはん。しょいしょいという掛け声がすっかり廃れてしまったのを懐かしんだ。