だまされ展

Bunkamuraでやっているだまし絵展に行ったが,個人的には不完全燃焼に終わってしまった。
そういえば小中学生は夏休みに突入しているのであり,夏休みとなると宿題のためだか何だかでやつらが美術館に集結したりするのであった。本展はそういった集結の対象として格好の標的にされているようだった。美術館とか演奏会とか,いろいろな客層が集まることじたいは好ましいのではないかと思うのだが,いかんせん日本の文化的ハコモノはそういった「非常事態」に対応できるように作られていないのだ。寂しい話である。……何が言いたいのかというと,せまいところにひとがごったがえしていて疲れたということです。何年か前のエッシャー展のときにも同じような感想を持ったと思う。