金曜日は早帰りの日。

N響メンバーによる室内楽浜離宮ホールを聴いてきました。曲目は,ピーターと狼,くるみわり人形より抜粋,動物の謝肉祭。編成は弦五+Fl+Cl+Pf2台+Percでした(くるみはピアノ連弾)。
曲目が親しみやすいというのもあるけれど,3列目というステージに近い席で,アンサンブルの楽しい雰囲気が直に感じられてよかったです。いちばん楽しかったのは吉田先生の表情か。あと,びよらに惚れた(N響次席奏者の人)。
アンコールがクリスマスキャロルのメドレーで,司会の女性が「皆さんご存じの曲ばかりだと思うので,ぜひいっしょに口ずさんでくださいね」と言っていた割には本当に歌える歌は『きよしこの夜』ぐらいしかなかった。また,Joy to the worldでは,英語の歌詞は“Joy to the world♪”という最初のところしか分からないし,逆に日本語では“主っはっきっまっせーりー♪”の繰り返ししか知らないし,なんというかつくづく自分はいい加減だと思った。
演奏会に行ったのが久しぶりだったこともあり,帰り道はとても楽しい気分だった。その裏返しとして,最近音楽に関して,こういう楽しい気分を味わっていないことに気づいてしまったのであった。