二本立て

カコイイ!!

結局はてなーメンツのみなさんと同じ日の午後に行ってきた。ただし移動手段は自転車。港区きつかったorz

一本目@国立新美術館

若者で混みあっていた。美術館の光景としてはおよそ考えられない事態だと思った。そして今上記サイトを見ていて気づいたことには,人に酔った結果,いろいろと見落とした展示作品があるようだ。何しに行ったんだか。人に酔うがために行ったのか。
一体自分は何をやったのだろうと考えて,思い出した結果,

  • 「かきなぐり漫画」を読んでむふふと笑い,
  • 上映アニメのリストに「みなみけ」を見つけてM田くんにその写メを送り,
  • DSで「文学全集」と「大合奏!バンドブラザーズDX」をやり,
  • PS3で「Eden」をやった

これぐらいな気がする。なんか不毛。
しかし角を曲がるといきなりWiiFitがあったりして,面食らった。芸術を崇高なものとして崇め奉ればよいとも思わないが,芸術とは何なのだろうと一瞬思った。そしてすぐに疑念を忘れてDSをやっていたのである。

二本目@東京都写真美術館

人が抱くイマジネーションを視覚的に表現する技法についての展示。
こちらもメディア芸術祭と同じく15日までだったのだが,会期終了間際とは思えないほど閑散としていた。見る側からすればそのほうがいいのです。が。

視覚メディアがめざましく発達しても、それを豊かな体験に結び付けるのはそれぞれのイマジネーションです。イメージが想像力を刺激し、想像力がまた新たなイメージを生み出していく。その連鎖の中に介在するメディアや表現の工夫をたどりながら、視ること、知覚すること、そしてその果てへと続く冒険の旅へみなさまを誘います。

とのこと(上記サイトより)で,先日行った「建物のカケラ」のことも思い起こされ,興味深い展示であった。フェナキストスコープを中学のとき美術の時間に作ったことも思い出したり。あれ単体ではよくわからなかったけれど,この展示の流れの中で見ればフェナキストスコープもまた,人間の動画に対する強い執着と憧れの現われだったのだ。
このふたつ,特におもしろかったなぁ。