双眼の澄める子ら

よい番組を見た。鼻血出るかとおもた。

「礼儀や上下関係を重んじる」「物事にアツくなる」など、若者が敬遠しがちな姿勢をかたくなに貫き通そうとするのが、東京大学応援部。ほかの大学の応援部と違うのは、チームが弱く報われることがほとんどないこと。部員たちは常に「応援とはどんな意味があるのか?」と自問自答しながら、血のにじむような練習を続けている。その中で彼らは何を得るのだろうか? 東京大学応援部の日々を追った青春ドキュメンタリー。
(番組HPより;強調は引用者。)

東大の各運動部は弱いということを大前提に,それでもなぜ彼らは応援団リーダーを続けるのかという視点からつくられた番組。サディスティックなディレクターさんだなぁ。本質を見極めてるとは思うけどw とにかく,応援団ファンの私としてはたまらない番組でした。
彼ら独自の世界観をほんの少しでも垣間見ることができ,大変興味深かった。「マゾヒズムで成立する男の共同体」とは友人の言*1だが,一見奇異な秩序に見えても,敢えての苦境を共に乗り越えることでその絆は強化されていくようだった。なんか泣きそうになった。
それにしても,ふつーにイケメソがいたし,ちらっとかわいいチアの子も映っていた。来年の『六旗の下に』には行こうと思う。

*1:即メールして,メールで感想を交わしながら鑑賞。